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特集 これだけは知っておきたい検査のポイント
VIII.血液化学検査
クレアチンとクレアチニン
大野 丞二
1
,
大原 憲一
1
1順大内科
pp.574-575
発行日 1975年3月20日
Published Date 1975/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205916
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- Abstract 文献概要
クレアチン,クレアチニンの生合成は,まずarginineのguanidine部がglycineに転移されglycocyamineが作られる.この過程に関与する酵素はtransamidinaseで主に腎臓に含有されている.次に肝臓でmethyltransferaseによりglycocyamineはmethyl化されクレアチンが作られる.肝臓以外では筋肉内でもクレアチン合成が行われているといわれるが確定的でない.血中にでたクレアチンは筋肉内に取り込まれcreatine phospho-kinase(CPK)の関与でcreatine phosphateと平衡状態を保っている.この反応は可逆的である.筋肉内に保有されるのはクレアチンの60〜80%で,残りの20〜40%は1分子の水がとれクレアチニンとなるこの反応は非可逆的である.
筋肉内のクレアチンは筋肉収縮のエネルギーを供するcreatine phosphoric acidの構成分であり,高エネルギー酸化物として筋肉のエネルギー代謝に重要な役割をする物質である.
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