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特集 水銀汚染—水俣病よりグローバルな環境問題へ
中華人民共和国松花江流域の有機水銀汚染
加藤 寛夫
1
1国立水俣病研究センター
pp.333-335
発行日 1995年5月15日
Published Date 1995/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901260
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はじめに
1958年に中華人民共和国,東北地方(旧満州)吉林省にある吉林化学工業工司でアセトアルデヒドの生産が開始された.
用いられたアセトアルデヒドの生産工程は水俣市の新日本窒素株式会社および新潟県の阿賀野川上流の昭和電工,鹿瀬工場で有機水銀が副生された方法と全く同一のものであった.そのため,触媒として使用された無機水銀から副生された有機水銀が工場廃水とともに第2松花江(図1)に流出し,沿岸流域が汚染された.

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