Japanese
English
フォーラム
在宅ケア—現状と今後の展望
大倉 透
1
,
重松 逸造
2
Tohru OHKURA
1
,
Itsuzo SHIGEMATSU
2
1東京白十字病院
2(財)放射線影響研究所
pp.260-264
発行日 1988年4月15日
Published Date 1988/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207663
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1.在宅ケアに取り組む意味
超高齢化社会を目前にして,際限知らずに膨張する保健・医療・福祉の需要に比較すると,これに対応すべき社会資源の拡充には限界があり,今やわれわれの社会は,誰かが運良くその社会資源の恩恵に浴し,誰かが取り残されるという,厳しい選択の時代に突入しつつある.
すでに病院医療の現場では,外来診療の過密,狭き門の入院,患者・家族の意思を無視した冷酷な退院勧告,福祉施設の現場では,入所待機者の長蛇の列といった現象が見られ,最も弱い立場にある人から順に,保健・医療・福祉からの疎外をこうむり,やむなく閉鎖的な在宅生活を余儀なくされている.

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