Japanese
English
症例ライブラリー 緊急手術,急患の気道確保
胸部大動脈瘤破裂による喀血と呼吸困難
大宮 浩揮
1
Hiroki OMIYA
1
1広島市立広島市民病院 麻酔集中治療科
キーワード:
大動脈気管支瘻
,
aortobronchial fistula
,
ABF
,
緊張性血胸
,
シングルルーメンチューブ
,
SLT
Keyword:
大動脈気管支瘻
,
aortobronchial fistula
,
ABF
,
緊張性血胸
,
シングルルーメンチューブ
,
SLT
pp.870-873
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330090870
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■症例
74歳の女性。身長150cm,体重60kg。既往歴に高血圧があり,カルシウム拮抗薬を内服中。夕食後,突然の強い胸背部痛にて救急搬送された。意識は清明であるが,時に意識の脱落がある。脈拍は100bpm,血圧は上肢の左右差なく95/46mmHg,経皮的末梢動脈血酸素飽和度(SpO2)96%。少量の喀血をきたしている。検査上は軽度腎機能悪化とDダイマー高値。造影CTにて造影剤の漏出がある胸部下行大動脈瘤60mmを認めるとともに,左胸腔に大量の液体貯留を認めたため胸部大動脈瘤破裂と診断。緊急手術が申し込まれた。縦隔偏位もあり,自覚的な呼吸困難も認めている。
さて,あなたならどうする?

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