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増刊号 周術期管理マニュアル—保存版
Ⅳ術後合併症とその管理
感染系
各種薬剤耐性菌・真菌・ウイルスなどによる感染症
北谷 栞
1,2,3,4
,
田中 靖也
1
,
金森 肇
1,2,3,4
Shiori KITAYA
1,2,3,4
1金沢大学附属病院感染制御部
2金沢大学附属病院感染症科
3金沢大学医薬保健研究域医学系感染症科学・臨床検査医学分野
4金沢大学附属病院検査部
pp.297-302
発行日 2025年10月22日
Published Date 2025/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570800110297
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周術期感染症のリスクと背景
●周術期における感染症,特に手術部位感染(surgical site infection:SSI)は,依然として外科医療における重要な課題であり,術後合併症の中でも最も頻度が高く,かつ予後に多大な影響を及ぼす因子である.
●SSIの発症率は,術野の清潔度,手術時間,出血量,患者の併存疾患などにより左右される.たとえば,清潔手術であっても感染率は2〜5%程度であり,大腸切除術などの準清潔手術では20%前後に達することが報告されている1).

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