特集 大腸癌
トピックス
AIを活用した内視鏡診断支援
一政 克朗
1
,
三澤 将史
1
1昭和医科大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
▶大腸内視鏡用AI(CADe,CADx)は,病変の見落としを減らし,診断の均てん化に寄与するツールとして,実用化されている.
,
▶一方で,AIの活用には限界と課題もあり,現時点では医師の判断を補完する支援技術として,特性を理解したうえで適切に利用することが重要である.
Keyword:
▶大腸内視鏡用AI(CADe,CADx)は,病変の見落としを減らし,診断の均てん化に寄与するツールとして,実用化されている.
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▶一方で,AIの活用には限界と課題もあり,現時点では医師の判断を補完する支援技術として,特性を理解したうえで適切に利用することが重要である.
pp.396-398
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.03_018
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はじめに
消化管内視鏡検査では,病変の見逃しや誤診といった「ヒューマンエラー」が避けられない課題として知られている.実際に,大腸内視鏡検査中に約25%の腫瘍が見落とされていることが複数のランダム化比較試験(RCT)で報告されている1).また,見つけたポリープが腫瘍性かどうか,つまり切除が必要かどうかを正確に判断することは容易ではなく,感度・特異度はいずれも90%を下回っているとされている2).

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