特集 緩和医療
治療 緩和ケアのbest practice
がん疼痛の薬物療法
山代 亜紀子
1
,
原田 秋穂
1
1洛和会音羽病院緩和ケア内科
キーワード:
▶適切な痛み治療はQOL維持に不可欠である.
,
▶がん疼痛と非がん疼痛を区別して取り扱う必要がある.
,
▶患者と痛みの治療目標を共有して治療をすすめる.
,
▶がん疼痛ではWHO方式がん疼痛治療法を基本に薬物治療を行う.
,
▶痛みが高度の場合は強オピオイドから開始してもよい.
,
▶オピオイド鎮痛薬は少量から調整する.
,
▶痛みのパターンに合わせて定時薬とレスキュー薬を使用する.
,
▶副作用対策と患者・家族への説明が重要である.
,
▶サバイバーには慢性疼痛と依存防止への配慮が必要である.
Keyword:
▶適切な痛み治療はQOL維持に不可欠である.
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▶がん疼痛と非がん疼痛を区別して取り扱う必要がある.
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▶患者と痛みの治療目標を共有して治療をすすめる.
,
▶がん疼痛ではWHO方式がん疼痛治療法を基本に薬物治療を行う.
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▶痛みが高度の場合は強オピオイドから開始してもよい.
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▶オピオイド鎮痛薬は少量から調整する.
,
▶痛みのパターンに合わせて定時薬とレスキュー薬を使用する.
,
▶副作用対策と患者・家族への説明が重要である.
,
▶サバイバーには慢性疼痛と依存防止への配慮が必要である.
pp.234-239
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.02_017
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はじめに
痛みは患者の身体的苦痛のみならず,心理的・社会的苦痛にも影響を及ぼし,生活の質(QOL)を低下させる要因となる.がんに伴う症状の中でも早期から出現し,進行がん患者の約7割が痛みを経験するといわれている.適切な痛み治療はがん患者のQOL維持に不可欠である.がん疼痛治療の基本は薬物療法であり,WHO方式がん疼痛治療法は臨床現場で広く実践されている.中心となるオピオイド鎮痛薬は,効果が高くわが国でもさまざまな種類が使用可能であるが,製剤の特徴や使用法,副作用対策,長期使用の問題点などを理解して取り扱う必要がある.本稿ではがん疼痛の薬物療法の基本について述べる.

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