Special Articles 総説
基礎 筋ジストロフィーに対する遺伝子細胞治療
喜納(早下) 裕美
1
,
岡田 尚巳
2
1東京大学医科学研究所 遺伝子・細胞治療センター 分子遺伝医学分野
2東京大学医科学研究所 遺伝子・細胞治療センター 分子遺伝医学分野 教授
キーワード:
デュシェンヌ型筋ジストロフィー
,
小型化ジストロフィン
,
アデノ随伴ウイルスベクター
,
エクソン・スキップ
,
免疫応答
Keyword:
デュシェンヌ型筋ジストロフィー
,
小型化ジストロフィン
,
アデノ随伴ウイルスベクター
,
エクソン・スキップ
,
免疫応答
pp.11-15
発行日 2023年11月20日
Published Date 2023/11/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0119.03.01_0011-0015
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筋ジストロフィーのうち最重症を呈すデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy:DMD)や,筋細管ミオパチー[X連鎖性ミオチュブラーミオパチー(X-linked myotubular myopathy:XLMTM)]に対し,遺伝子治療としてさまざまな研究が行われている.エクソン・スキップ治療およびアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いた遺伝子治療が製剤として承認,体性幹細胞(mesenchymal stem cells:MSCs)を用いた細胞治療が再生医療等製品として治験の段階にある.「KEY WORDS」デュシェンヌ型筋ジストロフィー,小型化ジストロフィン,アデノ随伴ウイルスベクター,エクソン・スキップ,免疫応答
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