Special Articles 総説
臨床 シリーズ:ベッカー型筋ジストロフィー(第2回)ベッカー型筋ジストロフィーの臨床上の問題
中村 昭則
1
1国立病院機構まつもと医療センター 臨床研究部長・脳神経内科部長
キーワード:
ベッカー型筋ジストロフィー(BMD)
,
DMD遺伝子
,
診断
,
心筋障害
,
中枢神経障害
Keyword:
ベッカー型筋ジストロフィー(BMD)
,
DMD遺伝子
,
診断
,
心筋障害
,
中枢神経障害
pp.16-21
発行日 2023年11月20日
Published Date 2023/11/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0119.03.01_0016-0021
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ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy:BMD)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne muscular dystrophy:DMD)と同じDMD遺伝子の変異により発症する疾患である.BMDの骨格筋症状はDMDに比べて軽いものの心筋障害や中枢神経障害が併発することや,これらの症状がより前景に立つ例がある.BMDの心筋障害と中枢神経障害については適時適切な診断,治療,ケアと社会の理解が必要である.「KEY WORDS」ベッカー型筋ジストロフィー(BMD),DMD遺伝子,診断,心筋障害,中枢神経障害
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