Round Table Discussion:座談会
依存症治療の拠点機関における取り組み
樋口 進
1
,
松﨑 尊信
2
,
松本 俊彦
3
,
川副 泰成
4
,
杠 岳文
5
1独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長
2独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター
3国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長
4神奈川県立精神医療センター院長
5独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター院長
pp.12-19
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0078.04.01_0012-0019
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アルコール、薬物、ギャンブル等の依存症対策については、公的機関における相談・指導や知識の普及、医療の提供などが行われているが、医療機関の不足等のため、適切な治療と支援が十分に行われていないケースも少なくない。今回は、「依存症治療拠点機関設置運営事業」のなかで全国拠点機関として指定された医療機関の先生方をはじめ、治療拠点機関や行政など、さまざまな立場からのお話を伺った。「依存症治療拠点機関設置運営事業の概要」樋口:本日は、わが国における依存症治療のエキスパートの先生方にお集まりいただき、「依存症治療の拠点機関における取り組み」をテーマに討論を行いたいと思います。2014年より厚生労働省が手がける各種依存症対策の一環として、地域体制整備を促進する「依存症治療拠点機関設置運営事業」がスタートしました。
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