Green Club 座談会
この眼の眼圧っていくつ?
相原 一
1
,
浪口 孝治
2
,
原 岳
3
,
生杉 謙吾
4
1東京大学大学院医学系研究科感覚・運動機能医学講座眼科学教授
2愛媛大学医学部眼科学教室視機能再生学講座 助教
3医療法人圭明会原眼科病院院長
4三重大学大学院医学系研究科臨床医学系講座眼科学 准教授
pp.27-36
発行日 2022年3月10日
Published Date 2022/3/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.63_0027-0036
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緑内障の原因は多因子であるが,その最大の危険因子は眼圧であり,また唯一の治療方法は眼圧下降治療である.近年,眼圧測定においては24時間眼圧測定の実現をはじめ,最新テクノロジーによるデバイスが次々と開発され,緑内障診療はより精確にモニタリングする時代へと移行しつつある.そこで今回は緑内障治療の基本となる眼圧にあらためて着目し,日常診療における眼圧測定の工夫や最新デバイスの活用法,薬物や手術治療への応用について,現状と課題を討論いただいた.
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