Green Club 座談会
緑内障の病診連携
福地 健郎
1
,
坂上 悠太
2
,
松尾 将人
3
,
坂田 礼
4
1新潟大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野教授
2新潟大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野 助教
3島根大学医学部附属病院眼科 診療助教
4東京大学医学部附属病院眼科 特任講師
pp.25-34
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.62_0025-0034
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緑内障の進行を抑制し,QOLを維持,予後を改善するためには,症例ごとに適切な治療介入が重要であり,精密な診断,治療管理についての相談,手術などのためにクリニックなどの地方の医療施設から大学病院,基幹病院,専門施設への紹介が行われている.高齢化を背景に緑内障患者の治療と管理の期間は延長し,診断機器や治療法が進歩するなかで,患者について紹介元と紹介先の密な連携がより重要になっている.今回は地域,医療環境の異なる3つの大学の先生方にお集まりいただき,緑内障病診連携の現状と課題について討論いただいた.
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