Green Club 座談会
緑内障患者における白内障治療について考える
福地 健郎
1
,
芝 大介
2
,
庄司 信行
3
,
浪口 孝治
4
1新潟大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野教授
2慶應義塾大学医学部眼科学助教
3北里大学医学部眼科学主任教授
4愛媛大学大学院医学系研究科視機能再生学講座 助教
pp.25-33
発行日 2019年3月14日
Published Date 2019/3/14
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.00.57_0025-0033
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超高齢社会を迎えたわが国では,加齢に伴って白内障に罹患する人口が増加しており,白内障治療(手術)は非常に頻度の高い外科手術の一つとなっています.一方,高齢者では緑内障に罹患している方も多く,緑内障と白内障の両方の治療を必要とする患者は今後さらに増加するものと推測されます.双方の進行を見極めた上での的確な治療が求められ,またそれらの治療が患者のQOV(quality of vision)に及ぼす影響を鑑みる必要があります.今回は緑内障患者における白内障手術をテーマに先生方にご討議いただきました.
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