Glaucoma Expert Discussion
世界から見た日本の緑内障研究の現状と課題
谷原 秀信
1
,
山本 哲也
2
,
杉山 和久
3
,
福地 健郎
4
,
相原 一
5
1熊本大学名誉教授
2海谷眼科副院長/岐阜大学名誉教授
3金沢大学医学系長・医学類長/眼科学教授
4新潟大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野教授
5東京大学大学院医学系研究科感覚・運動機能医学講座眼科学教授
pp.17-24
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.62_0017-0024
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谷原 2021年は本誌『Frontiers in Glaucoma』の編集体制に大きな分岐点を迎える年となります.長らく編集の中心でいらっしゃった山本先生が引退され,現日本緑内障学会理事長の相原先生をお迎えすることとなります.また,2021年は相原先生が学会長を務める第9回世界緑内障会議(World Glaucoma Congress:WGC)が新型コロナウイルス感染症禍においてWeb開催とはなりましたが,日本の緑内障研究を世界に向けて発信する重要な機会となることが期待されます.今回の座談会は,新旧の編集委員の先生方とともにこれからの『Frontiers in Glaucoma』の方向性を考えるべく,日本の緑内障研究の現状と課題を整理し,今後につなげていきたいと思います.
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