Summing Up
緑内障の薬物治療
井上 賢治
1
1医療法人社団済安堂井上眼科病院理事長・病院長
pp.35-43
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.62_0035-0043
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以前,「緑内障の薬物治療」について,本誌第50号(2015年8月刊行)において執筆した.その後2018年に『緑内障診療ガイドライン第4版』1)が発行され,2017年カルテオロール塩酸塩/ラタノプロスト(ミケルナⓇ配合点眼液),2018年オミデネパグイソプロピル点眼薬(エイベリスⓇ点眼液0.002%)(以下,オミデネパグ点眼薬),2019年ブリモニジン酒石酸塩/チモロールマレイン酸塩配合点眼薬(BTFC)(アイベータⓇ配合点眼液),2020年ブリモニジン酒石酸塩/ブリンゾラミド配合点眼薬(BBFC)(アイラミドⓇ配合懸濁性点眼液)が使用可能となった.今回はこの6年間の緑内障薬物治療で変わらない点や変わった点,また新しい点眼薬の知見などを解説する.
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