Green Club 座談会
緑内障にも女性医師の力を
谷原 秀信
1
,
平澤 裕代
2
,
池田 華子
3
,
小島 祥
4
1熊本大学病院 病院長
2東京大学医学部附属病院眼科助教
3京都大学医学部附属病院網膜神経保護治療プロジェクト准教授
4熊本大学大学院生命科学研究部眼科学分野
pp.25-32
発行日 2015年8月31日
Published Date 2015/8/31
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.50_0025-0032
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わが国では,1986年に男女間で雇用機会および待遇の格差をなくすための「男女雇用機会均等法」が施行され,1999年に男女ともにあらゆる分野で活躍できる社会の実現を目指して「男女共同参画社会基本法」が施行されました.医学領域においても,男女共同参画を推進するために各大学・病院でさまざまな取り組みが進められています.現在,実際に妊娠・出産を経験する女性医師に対する支援体制にはどのようなものがあるのか? 小さな子どもを抱える医師の勤務体制は? キャリア形成の難しさとは? そして今後,緑内障領域においても男女共同参画を積極的に推進するためにはどのような方策が必要なのか? 熊本大学で女性医師の支援を推し進めてこられた谷原秀信先生ご司会のもと,緑内障をご専門とされている女性医師の先生方にお集まりいただき,現状の職場環境とワークライフバランスの実際,今後の課題についてご意見をいただきました.
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