Green Club 座談会
若手ドクターに緑内障研究の魅力を伝えるには
杉山 和久
1
,
石田 恭子
2
,
赤木 忠道
3
,
谷戸 正樹
4
1金沢大学医薬保健研究域医学系眼科学教授
2東邦大学医療センター大橋病院眼科准教授
3京都大学大学院医学研究科眼科学講師
4日本赤十字社松江赤十字病院眼科部部長
pp.25-35
発行日 2015年3月20日
Published Date 2015/3/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.49_0025-0035
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緑内障は,40歳以上の20人に1人が罹患しているといわれる身近な疾患であり,患者数は人口の高齢化に伴い今後も増加することが予想されます.緑内障を研究する医師および専門的な治療を行える医師の必要性はますます高まっていますが,一方で若手ドクターの緑内障に対する興味が薄らいでいるのではないかと危惧する声もあります.緑内障を専門とすることは多くの人の視界を守ることであり,その研究は世界中の患者を救うことにつながる魅力ある分野です.数多くある緑内障研究・診療の魅力について,最もよく知る存在である緑内障の専門医が若手ドクターに伝えていくことが必要なのかもしれません.そこで本日は,緑内障を専門とし,現在は若手ドクターを指導する立場でもある3名の先生にお集まりいただき,緑内障診療を専門とされた理由,研究の面白さや診療のやり甲斐,留学の経験で得たものなど,緑内障の魅力について存分に語っていただきました.
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