座談会(Dry Eye Discussion)
緑内障とドライアイ
木下 茂
1
,
新家 眞
2
,
杉山 和久
3
,
横井 則彦
4
,
山田 昌和
5
1京都府立医科大学視覚機能再生外科学教授
2公立学校共済組合関東中央病院院長
3金沢大学医薬保健研究域医学系眼科学教授
4京都府立医科大学眼科学教室 病院教授
5杏林大学医学部眼科学教室教授
pp.14-21
発行日 2016年10月31日
Published Date 2016/10/31
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.11.02_0014-0021
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木下:慢性疾患である緑内障治療においては,日常生活可能な視機能を維持するため,眼圧下降を目指した治療を生涯続けていくこととなります。その中で,点眼治療に伴う角膜や結膜の上皮障害が報告されており,眼表面におよぼす影響にも配慮した治療が求められていると言えます。そこで本日は,「緑内障とドライアイ」をテーマに,両疾患の併発に対するより良い日常診療を目指し,双方の専門医のお立場からご意見を伺って参りたいと思います。まずは緑内障とドライアイの併発について,緑内障専門医である新家先生から総論をお話いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
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