連載 医学・薬学 人物往来
第4回 腫瘍内科とIVR
室 圭
1
,
荒井 保明
2
1愛知県がんセンター薬物療法部 部長/副院長
2魚沼市立小出病院/元 国立がん研究センター中央病院 病院長
pp.68-71
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.41.04_0068-0071
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室 はじめに荒井先生より、画像下治療(Interventional Radiology:IVR)の歴史についてご紹介をお願いします。荒井 IVRという概念が普及し始めたのは今から半世紀前、1970年代のことです。カテーテルや針を用いて経皮的に病巣に接近、到達して行う画像下治療は画期的であり、幅広い領域で注目されたものです。日本では1980年代に入り、熱心な先達が海外の先生を招聘するなどして普及に尽力されてきました。よって私はIVRの歴史においては、第2世代の位置づけとなります。
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