連載 学会レポ―ト
第32回国際喘息学会日本・北アジア部会
山口 正雄
1
1帝京大学ちば総合医療センター第三内科(呼吸器) 教授
pp.56-57
発行日 2024年9月10日
Published Date 2024/9/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.41.03_0056-0057
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第32回国際喘息学会日本・北アジア部会は、2023年12月1日(金)・2日(土)の2日間、東京都内の秋葉原コンベンションホールで開催された(写真1)。本学会は気管支喘息に焦点を当てた国際学術集会であり、世界的な規模で活動する国際喘息学会(Interasma)の支部(日本・北アジア部会)という位置付けで毎年わが国で開催されている。なお国際喘息学会本部の指揮下で学術活動内容が規定されているわけではなく、独自性の強い活動が今まで行われ、独自の歴史と伝統を形作ってきた。一方、本部(ギリシャ)においては2年ごとに国際集会を世界各地で行っており、2018年には第24回WCA(World Congress of Asthma)が大田健会長(公益財団法人結核予防会複十字病院院長、国立病院機構東京病院名誉院長)のもとで東京都新宿区の京王プラザホテルで開催されている。
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