報告記
第3回国際頭蓋底外科学会
古田 一成
1
1慶應義塾大学脳神経外科
pp.92-93
発行日 2001年1月10日
Published Date 2001/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436902006
- 有料閲覧
- 文献概要
III International Skull Base Congressは,2000年11月7〜11日,アルゼンチンのArmando Bas-so会長の下,ブラジルのFoz do Iguassuにて開催された.Foz do Iguassuは,ブラジルとアルゼンチンの国境に位置する世界最大の滝幅を誇るイグアスの滝を擁する両国にとって有数の観光地であり,ブラジルの脳神経外科医Professor RicardoRaminaがscientific programのdirectorとして参画するなど,本学会がブラジルとアルゼンチンの共同開催の形であったことから,この地が選ばれたものと思われる.日本との時差は12時間,往復それぞれ2日と3日かかる東京からは地球の真裏の都市である.私は,日本での学会に参加してからの出発だったので,学会2日目の8日に会場のFoz do Iguassu郊外のHotel Bourbon & Tow-erに到着した.初日は,教育セミナーであるPre-Congress Courseが開催されたが,3 course行われる予定がひとつにまとめられたと聞いた.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.