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Executive Committeeから開会式まで
第3回国際脳神経外科学会は1965年8月23〜27日,デンマークの首都コペンハーゲンで行なわれた。会場はFalkoner Centretといつて市の西のはずれにあるホテル兼映画館兼貸しホール屋で,会場のとなりの映画館ではMy Fair Ladyをやつていた。その前日の8月22日には本学会の主催機関であるWorld Federation of Neuro—surgical SocietiesのExecutive Committeeが同じ会場の中で開かれた(写真)。これは会長,Secretary以下の執行部と各国の代表各2名からなる日本の評議員会にあたるもので,この会合で次期(1969年)の開催地ニュー・ヨーク,会長にA.E.Walker (米),副会長にArutuinov(ソ連)とAsenjo (チリー),Secretary for Congress AffairsにC.MacCarty (米),Secretary for Federation AffairsにK.Kristiansen (ノルウェイ),その他の執行部が選任された。この選挙はわが国の多くの学会のそれとことなり,まず5名のNomination Committeeを選挙でえらび,その5名が上記の候補者をえらび,皆の承認を仰ぐという形をとつている。今回はこの5名にBucy(米),Northfield (英),Obrador (西),Norlén (スェーデン),筆者がえらばれ,前述の決定を行なつたのである。
さて学会は8月23日午前9時から約30分間の開会式で幕をあけた。コペンハーゲンの有名なTivoliのオーケストラの演奏でCarl NielsenのAlladinの行進曲,ついで会長Eduard Buschの演説,Niels W. GadeのEt Folkesagenのポロネーズとつづき,最後に会長が開会を宣して槌をふりおろし,式を終えたのである。
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