特集 遠隔医療が開く未来
在宅医療における遠隔医療の可能性
弓野 大
1
,
伊東 紀揮
1
,
鬼村 優一
1
,
田中 勇樹
1
1医療法人社団ゆみの
キーワード:
在宅医療
,
AI
,
遠隔医療
,
テレナーシング
,
Society 5.0
Keyword:
在宅医療
,
AI
,
遠隔医療
,
テレナーシング
,
Society 5.0
pp.11-16
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.41.01_0011-0016
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超高齢社会および医療の発展に伴い、在宅医療・介護の充実が推進されている。適切な医療を提供するために、人的資源が限られているなかで、地域での多施設多職種での情報共有、専門性のある診断・治療・管理、増悪予測による早期介入などを行っていかなければならない。そのようななかで在宅現場での遠隔医療の臨床応用が少しずつ進められている。すでに心不全患者への遠隔医療の有用性については欧米のガイドラインに明記されている。一方で、現段階では超高齢者を対象とする遠隔医療への障壁も存在する。日本が提唱するSociety 5.0により医療へのAIの導入、遠隔医療の発展が、患者と医療者のコミュニケーション、信頼関係の構築へと導かれることに期待する。「KEY WORDS」在宅医療,AI,遠隔医療,テレナーシング,Society 5.0
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