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第5土曜特集 循環器病学の未来──基本計画から考える循環器病学のグランドデザイン
AI・数理モデルによる循環器疾患診療・研究の変貌
IoTを用いた在宅循環器診療の未来
The future of cardiovascular diseases care and home medical using IoT
弓野 大
1
Dai YUMINO
1
1医療法人社団ゆみの理事長
キーワード:
心不全
,
遠隔医療
,
テレナーシング
,
機械学習
Keyword:
心不全
,
遠隔医療
,
テレナーシング
,
機械学習
pp.1348-1353
発行日 2022年12月31日
Published Date 2022/12/31
DOI https://doi.org/10.32118/ayu283141348
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増加している高齢循環器患者に対する在宅管理のシステムの構築は喫緊の課題であり,いかにIoT(Internet of Things)を有効活用し,質と量を維持していくかを考える必要がある.地域在宅現場でのIoTの活用としては,多職種-医療介護職での情報共有,植込み型・ウェラブル型の生体情報デバイス,電子カルテや生体情報からの機械学習の活用,これらのIoT機器を含めた遠隔医療の発展が望まれる.しかし,これらを達成するにはリテラシー,コスト,臨床的意義など,いくつかの課題が残されている.さらにデジタルとアナログを融合させながら,必要な人に必要な医療を提供していくことが大切である.
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