特集 白血病診療の新展開
慢性骨髄性白血病に対する治療の現状と今後
松村 到
1
1近畿大学医学部血液・膠原病内科主任教授
キーワード:
慢性骨髄性白血病(CML)
,
BCR-ABL
,
チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)
,
CML幹細胞
Keyword:
慢性骨髄性白血病(CML)
,
BCR-ABL
,
チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)
,
CML幹細胞
pp.13-17
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.37.10_0013-0017
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慢性期の慢性骨髄性白血病(chronic phase-chronic myelocytic leukemia:CML-CP)の治療成績は2001年に第一世代チロシンキナーゼ阻害薬(tyrosine kinase inhibitor:TKI)のイマチニブが承認され劇的に改善した。さらに,より強力な第二世代,第三世代TKIも承認され,広く使用されている。本稿では,CML-CP治療の現状と今後について概説したい。「KEY WORDS」慢性骨髄性白血病(CML),BCR-ABL,チロシンキナーゼ阻害薬(TKI),CML幹細胞
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