特集 喘息診療Update 2019
呼気一酸化窒素濃度測定の実臨床での位置づけ ―日本呼吸器学会ハンドブックのポイント―
浅見 麻紀
1
1山口大学医学部附属病院呼吸器・感染症内科 助教
キーワード:
喘息
,
呼気一酸化窒素(NO)測定ハンドブック
,
呼気NO(fractional exhaledNO;FeNO)
,
Asthma-COPD Overlap(ACO)
Keyword:
喘息
,
呼気一酸化窒素(NO)測定ハンドブック
,
呼気NO(fractional exhaledNO;FeNO)
,
Asthma-COPD Overlap(ACO)
pp.33-36
発行日 2019年3月20日
Published Date 2019/3/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.37.03_0033-0036
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呼気一酸化窒素(nitric oxide;NO)濃度測定は,簡便かつ非侵襲的に結果が得られる好酸球性気道炎症の評価法である。主に喘息の補助診断やコントロールの指標としての役割を担うものとして用いられている。2013年6月にわが国において保険収載され数年が経過し,昨今では日常臨床の現場にも普及しつつあり,多くの使用経験やエビデンスが蓄積してきた。2018年3月に日本呼吸器学会より『呼気一酸化窒素(NO)測定ハンドブック』が上梓された。呼気NO測定の原理,測定方法,結果の解釈などに関して詳細に解説されており,その概要について紹介する。「KEY WORDS」喘息,呼気一酸化窒素(NO)測定ハンドブック,呼気NO(fractional exhaledNO;FeNO),Asthma-COPD Overlap(ACO)
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