特集 多発性硬化症診療最前線
急性増悪期治療の進歩
宮本 勝一
1
1近畿大学医学部神経内科 准教授
キーワード:
多発性硬化症
,
急性期治療
,
ステロイドパルス
,
血漿浄化療法
Keyword:
多発性硬化症
,
急性期治療
,
ステロイドパルス
,
血漿浄化療法
pp.23-26
発行日 2018年3月20日
Published Date 2018/3/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.36.03_0023-0026
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
多発性硬化症(multiple sclerosis;MS)の急性増悪期治療は,従来と著変なく,高用量メチルプレドニゾロンを点滴静注するステロイドパルス療法(intravenous methylprednisolone;IVMP)が一般的である。IVMPが無効な場合や使用不可能な場合はセカンドチョイスの治療を行う。これらの治療方法は施設によって若干異なるが,本稿では標準的な治療方法について概説する。「KEY WORDS」多発性硬化症/急性期治療/ステロイドパルス/血漿浄化療法
Medical Review Co., Ltd. All rights reserved.