特集 多発性硬化症診療最前線
再発予防・進行抑制療法 ベースライン注射薬治療
岡本 智子
1
1国立精神・神経医療研究センター病院神経内科 医長
キーワード:
多発性硬化症
,
ベースライン治療薬
,
インターフェロンβ
,
グラチラマー酢酸塩
Keyword:
多発性硬化症
,
ベースライン治療薬
,
インターフェロンβ
,
グラチラマー酢酸塩
pp.27-30
発行日 2018年3月20日
Published Date 2018/3/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.36.03_0027-0030
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
多発性硬化症(multiple sclerosis;MS)の再発予防のベースライン治療薬として,インターフェロンβ(interferon β;IFN-β)とグラチラマー酢酸塩(glatiramer acetate;GA)がある。いずれの薬剤も再発寛解型MS(relapsing-remitting MS;RRMS)のfirst line治療薬として欧米では20年以上にわたり使用され,有効性,安全性が確立している。IFN-β,GAは自己注射治療薬であり,手技の指導,定期的に注射部位や投与状況を確認することは重要である。「KEY WORDS」多発性硬化症/ベースライン治療薬/インターフェロンβ/グラチラマー酢酸塩
Medical Review Co., Ltd. All rights reserved.