症例報告
眼球突出が初発症状であった急性骨髄性白血病の小児例
小畑 咲耶
1
,
金山 拓誉
1
,
野木森 智和
1
,
吉田 秀樹
1
,
大曽根 眞也
1
,
家原 知子
1
1京都府立医科大学附属病院小児科
キーワード:
眼球突出
,
急性骨髄性白血病
,
眼窩内腫瘤
Keyword:
眼球突出
,
急性骨髄性白血病
,
眼窩内腫瘤
pp.729-732
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002322
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要旨
症例は4歳男児.眼瞼腫脹・眼球突出が急速に進行し眼窩内の悪性腫瘍が疑われた.全身検索として行った骨髄穿刺より,急性骨髄性白血病と診断した.化学療法開始後速やかに症状は改善したが,MRIでは腫瘤の造影効果が残存していた.非寛解のため高リスク群となり,同種臍帯血移植を施行した.移植後6か月時点で完全寛解を維持している.早期の診断・治療開始のため,眼窩内腫瘤の鑑別診断に急性骨髄性白血病をあげる必要がある.

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