特集 こどもの健康診断のすべて
健康診断で気になるショケン
[整形外科関連]
鎖骨骨折
佐々木 元
1
1東大前こどもクリニック
pp.134-136
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002182
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Point
■鎖骨骨折は小児の骨折の中でももっとも頻度が高いが,一般的な乳幼児健診で発見されることは多くはない.
■分娩損傷に伴う骨折としてもっとも多いのが鎖骨骨折であり,新生児診察で発見されることが多いが,軽症例は2週間児健診や1か月児健診で指摘されることもある.
■発症2~3日くらいまでは鎖骨の軋むような感触や圧痛を認める.それ以降は鎖骨部に軟らかい腫瘤を触知するようになり,1か月児健診では硬い腫瘤を触れる.
■診断確定のために単純X線撮影を行うが,近年,超音波検査も同様に診断に有用とされている.
■分娩時に生じる鎖骨骨折の治療は保存療法が選択され,予後は一般的に良好である.

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