特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅱ.頸・肩
11.鎖骨骨折
松井 健郎
1
1松井整形外科
pp.98-99
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901318
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鎖骨骨折は,外来診療において遭遇する頻度の高い骨折の1つであり,小児・青年・成人のいずれの時期にも生ずる機会が多い.
新生児・小児期の本骨折の治療は,特に異論がなく保存療法のみが行われている.青年・成人期においても保存療法が優先されることが多いが,観血療法を必要とする場合も少なくないとする意見もある.
本稿では,主に青年・成人の鎖骨骨折に対する保存療法について述べる1,2,3).
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