特集 小児の不眠―眠れない子ども・眠らない子どもへの対策―
Ⅵ.子どもの眠りに影響する要因
時間栄養学の観点から治療する
古谷 彰子
1
1愛国学園短期大学家政科
キーワード:
時間栄養学
,
睡眠
,
朝食
,
タンパク質
,
栄養指導
Keyword:
時間栄養学
,
睡眠
,
朝食
,
タンパク質
,
栄養指導
pp.1359-1363
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001843
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SUMMARY
▷子どもの睡眠リズムは朝食の有無と内容に影響される.
▷朝のタンパク質摂取は体内時計のリセットに有効である.
▷朝食の欠如や夕食・夜食の遅れは夜型化を助長する.
▷スクリーン使用や夜食の制限も栄養指導の重要項目である.
▷小児科外来では具体的かつ実践的な食事アドバイスが有効である.
▷時間栄養学の視点は非薬物的支援の柱となる可能性がある.

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