特集 これからのガイドラインの読み方,使い方
Ⅰ.ガイドラインのつくり
推奨グレードはどう臨床に結びつく?
川井 正信
1
1大阪母子医療センター研究所分子遺伝・内分泌代謝研究部門
pp.32-37
発行日 2025年4月20日
Published Date 2025/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001551
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Summary
■推奨は患者,医師等の意思決定を支援するものである.
■推奨の適切な利用により,患者アウトカムの向上につながり得る.
■推奨は,個々の患者の個別性・多様性にあわせ使用する.
■推奨は,エビデンスの確実性のみでなく,益と害のバランスなどを含め総合的に判断される.
■希少疾患の場合など,既存のエビデンスで推奨が決められない場合,エキスパートオピニオンによるコンセンサスメソッドを用いることがある.

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