焦点 臨床における看護研究の諸問題
Conference・素材をめぐって
臨床上の問題に結びつく研究の積み重ねを
山口 雄三
1
,
川畑 安正
2
,
阿保 順子
3
,
氏家 幸子
4
1大阪大学医療技術短期大学部
2国立循環器病センター
3元:厚生病院附属高等看護学院
4大阪大学医療技術短期大学部
pp.124-136
発行日 1982年4月15日
Published Date 1982/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200693
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氏家 阿保先生に出していただきました「血行動態からみた体位変換技術の安全性について」というレポートを中心にしまして,体位変換に関する研究,さらに実験的な研究の方法も含めてカンファレンスを進めていきたいと思います。
きょうカンファレンスに参加していただきますのはレポーターの阿保先生と,体位変換について興味をもっていろいろと研究を進めたり,また学生指導をしておられる生理学担当の山口教授,それから看護士長の川畑さんです。川畑さんは,手術室やICUで人工心肺とか心臓カテーテルを担当し,また患者の看護をしながら,体圧の変化を看護としてどういうふうに実施するのが適切かということを臨床場面で研究されております。私は司会をさせていただきながら自分の意見も多少述べさせていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
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