症例報告
直接作用型抗ウイルス薬が奏効したC型肝炎キャリアの1例
山遠 剛
1
1県民健康プラザ鹿屋医療センター
キーワード:
C型肝炎ウイルス
,
直接作用型抗ウイルス薬
,
グレカプレビル・ピブレンタスビル
,
バイオサイコソーシャルモデル
Keyword:
C型肝炎ウイルス
,
直接作用型抗ウイルス薬
,
グレカプレビル・ピブレンタスビル
,
バイオサイコソーシャルモデル
pp.367-368
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001485
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要旨
症例は12歳男児.母子感染によるC型肝炎ウイルス(以下,HCV)のキャリアと診断された.その後通院を中止していた.11歳時に当院を受診した.血液中のウイルス量が高値であり,直接作用型抗ウイルス薬(以下,DAA)投与の適応と判断してグレカプレビル・ピブレンタスビルを2か月間投与した.ウイルスは消失しその後検出されていない.HCV感染に対するDAAは忍容性も効果も高いと実感した.
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