特集 学校における医療行為と医療的ケア
Ⅲ.各論Ⅱ(それぞれの立場から捉える)
学校の看護師の立場から
勝田 仁美
1
,
植田 陽子
2
1甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科
2Nurse Fight
キーワード:
医療的ケア
,
学校
,
看護師
,
自立と社会参加
,
セルフケア
Keyword:
医療的ケア
,
学校
,
看護師
,
自立と社会参加
,
セルフケア
pp.1697-1701
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001388
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SUMMARY
▷学習の「めあて」の達成を目指し安全で実現可能な授業に向け,「教育を支える看護」が学校看護師の役割である.
▷学校看護師は,教育現場での価値観や優先順位,急変の際のリスクに戸惑いを感じる.
▷個別性の高い医療的ケアは,保護者の協力を得て段階的にすすめる基準を作成しておくと推進しやすい.
▷「医療的ケア」は教員の指導のもと,子どもが社会で生き抜いていく力をつけていくために,看護師は総体的に成長発達を支援している.
▷医師に,教育活動や子どもの様子を直接見ていただくことと,指導医の配置を充実させて安心安全を高めることを期待する.
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