特集 臓器別に斬る小児の感染症 最適な抗菌薬の選択と期間とは?
Ⅱ 各論
8 消化管
肛門周囲膿瘍
高橋 正貴
1
1東邦大学医療センター大森病院小児外科
pp.164-167
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001298
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サマリー
1 感染臓器:
皮膚(肛門)
2 想定する微生物:
腸内細菌(大腸菌,クレブシエラ属菌,エンテロコッカス属,プロテウス属など),スタフィロコッカス属,ストレプトコッカス属
3 想定すべき検査:
視触診,細菌培養検査,直腸診
4 経験的治療:
切開排膿,整腸剤,漢方薬(排膿散及湯,十全大補湯)
5 標的治療:
重症例や併存疾患によって抗菌薬使用を考慮
6 治療判定効果:
炎症所見と膿瘍の改善(視触診,超音波検査など)
7 Oral switch:
症状や併存疾患などによって異なる
8 治療期間:
症状や併存疾患などによって異なる
9 参考となる成書やガイドライン:
文献1)
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