特集 臓器別に斬る小児の感染症 最適な抗菌薬の選択と期間とは?
Ⅱ 各論
6 呼吸器
肺膿瘍
桜井 博毅
1
1宮城県立こども病院リウマチ・感染症科
pp.125-128
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001291
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サマリー
1 感染臓器:
肺
2 想定する微生物:
原発性:肺炎球菌,黄色ブドウ球菌,口腔内連鎖球菌
続発性:口腔内連鎖球菌,緑膿菌
3 提出すべき検査:
グラム染色,細菌培養,真菌培養,抗酸菌培養
4 経験的治療:
原発性:アンピシリン・スルバクタム±バンコマイシン
続発性:アンピシリン・スルバクタムorピペラシリン・タゾバクタム±バンコマイシン
5 標的治療:
各微生物による
6 治療効果判定:
呼吸器系のパラメーター,超音波,CT
7 Oral switch:
可能
8 治療期間:
4週間
9 参考となる成書やガイドライン:
文献1),2)
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