原著
難治性川崎病におけるInfliximab投与後の追加治療の検討
櫨木 大祐
1
,
堀之内 健祐
1
,
塩川 直宏
1
,
久保田 知洋
1
,
楠生 亮
1
,
益田 君教
1
,
野村 裕一
1
1鹿児島市立病院小児科
キーワード:
Infliximab
,
追加治療
,
prednisolone
,
免疫グロブリン大量療法
Keyword:
Infliximab
,
追加治療
,
prednisolone
,
免疫グロブリン大量療法
pp.1452-1457
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001245
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要旨
免疫グロブリン大量療法(IVIG)不応でInfliximab(IFX)を投与した14例について後方視的研究を行った.IFX不応の1例とIFXで解熱した13例中の7例に追加治療が必要だった.prednisolone(PSL)等併用の10例は全例が解熱したが5例はPSL減量に関連して再燃しIVIGで軽快した.IFXはIVIG不応川崎病に有効だが,PSL併用例は解熱後もPSL漸減に伴う再燃に注意が必要である.
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