治療
Infliximab投与により副反応を生じた症例の検討 継続投与への工夫
山崎 文和
1
,
岡本 祐之
1関西医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
蕁麻疹
,
頭痛
,
そう痒症
,
発熱
,
薬疹
,
発疹
,
Infliximab
Keyword:
Infliximab
,
Drug Eruptions
,
Exanthema
,
Fever
,
Headache
,
Pruritus
,
Urticaria
pp.465-471
発行日 2014年5月1日
Published Date 2014/5/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014240738
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
乾癬に対しinfliximabは即効性に優れ,関節症状を有する病態の治療に有効であると多数報告されているが,時に副反応として投与時反応(infusion reaction,以下,IR)やparadoxical reaction(矛盾反応,以下,PR)が発生し中断に至ることがある.それらIRやPRに対し適切な対応を行い,生物学的製剤の継続投与を行うことは患者のQOL改善に寄与すると考えられる.当科で経験した症例を参考に乾癬治療の際に生じた副反応への対応策を紹介する.(「はじめに」より)
Copyright© 2014 KYOWA KIKAKU Ltd. all rights reserved.