特集 つながる内分泌学―古典的な内分泌学から多分野への新たな展開―
Ⅳ.先端医療につながる
核酸医薬2 RNAアプタマー薬
木村 武司
1
1大阪大学大学院医学系研究科小児科学
キーワード:
核酸医薬
,
RNAアプタマー
,
軟骨無形成症
,
疾患特異的iPS細胞
Keyword:
核酸医薬
,
RNAアプタマー
,
軟骨無形成症
,
疾患特異的iPS細胞
pp.1447-1451
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001244
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SUMMARY
▷RNAアプタマーは核酸医薬の1種であり,特定の分子と結合することで薬効を発揮する.
▷抗体医薬と比較し,免疫原性が低い点,大量生産が可能で生産コストが安い点などですぐれている.
▷眼疾患や血液疾患を対象としたRNAアプタマー薬の研究開発がさかんに行われている.
▷軟骨無形成症の治療薬候補として,FGF2を標的としたumedaptanib pegolの開発がすすめられている.
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