特集 知っておきたい!女性医学のトピック14
【Ⅲ.ヘルスケア】
10.『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』改訂のポイント
井上 玲子
1
,
井上 大輔
1
1帝京大学ちば総合医療センター第三内科学講座
キーワード:
骨粗鬆症
,
骨折リスク
,
goal-directed treatment
Keyword:
骨粗鬆症
,
骨折リスク
,
goal-directed treatment
pp.547-553
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001703
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要旨
骨粗鬆症による骨折は健康寿命を損なう主因の1つであり,超高齢社会における喫緊の課題である.類縁疾患との鑑別や併存疾患の評価などを含めた多角的な骨折リスク評価が求められる.『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版』では,「goal-directed treatment」として治療の目標設定がより具体化され,差し迫った骨折リスク(imminent fracture risk)などの高リスク患者に対しては「anabolic first」の治療戦略が推奨された.幅広い世代の女性の健康を担う産婦人科医には,骨折の一次および二次予防の両者において,今後ますます重要な役割が期待される.

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