特集 知っておきたい!女性医学のトピック14
ねらい
寺内 公一
1
1東京科学大学大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座
pp.481-481
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001691
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2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間,江東区東陽のホテルイースト21東京において,第40回日本女性医学学会学術集会を主催させていただいた.この分野に長くかかわってきたものとして,「女性医学とは何ぞや」という問いが常に頭の中にある.前身の日本更年期医学会が2011年に日本女性医学学会に改称した際に,取り扱う課題は「更年期・老年期」から「更年期を中心とした」「女性のライフステージ」全般に拡張された.産婦人科学におけるその他の分野,すなわち「生殖」「周産期」「婦人科腫瘍」が専門領域をより高度に収束させていく一方で,第4のサブスペシャルティである「女性医学」はそこから取り残された多様な領域を受容・包摂し,産婦人科領域における「generalistという名のspecialist」を育成する専門領域として発散していくことを期待されているのではないだろうか.そのような観点から,学術集会のテーマを「Diversity, Equity, and Inclusion―すべてを包む女性医学―」とした.女性医学はほかの専門領域以上に多様(diverse)であり,公平(equitable)であり,包括的(inclusive)であることが要請されているはずだ,という思いを込めたものである.

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