特集 どうみる?どうつなぐ? 女性ヘルスケア外来医が診る内分泌・代謝疾患
ねらい
寺内 公一
1
1東京科学大学大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座
pp.1-1
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001471
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産科・婦人科と内分泌・代謝にかかわる病態とのかかわりは多層的である.産婦人科医としてのキャリアパスのなかで最初に頭を悩ませるのが周産期分野における妊娠合併症としての内分泌・代謝疾患の管理であるかもしれず,また生殖分野においては無月経・希発月経の患者に一般不妊治療・生殖補助医療を行う際に,婦人科腫瘍分野においては化学療法の有害事象として,内分泌・代謝疾患を念頭において対処しなければならない状況は数多く存在する.それらにも増して,幅広く長期にわたる対処を要求されるのが女性ヘルスケア外来担当医である.まずTurner症候群,先天性副腎過形成症,性分化疾患などの疾患では成人期のヘルスケアを目的として小児科からの移行期診療を担当する機会がある.何に気をつけながらホルモン療法を継続していくべきなのか? どのようなときに再度小児科の医師と相談すべきなのか? また,あらゆるライフステイジをとおしてプライマリ・ケア的に女性の健康管理を担当するなかで,多様な内分泌・代謝疾患の初期診療をゲイトウェイとして担当し,専門各科に紹介する役割を担うことも多い.どのようにスクリーニング検査を行うべきなのか? どのようなときに軽症と判断し,どのように自科で管理すればよいのか? どのようなときに重症と判断して専門各科に紹介すればよいのか?

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