特集 保険適用になった不妊治療―できること・できないこと―
II.保険適用になった治療・手技
6.不妊検査,AMH,子宮内膜着床能検査
高島 明子
1,3
,
片桐 由起子
2,3
1東邦大学医学部産科婦人科学講座
2東邦大学医療センター佐倉病院産婦人科
3東邦大学医医療センター大森病院産婦人科・リプロダクションセンター(婦人科)
キーワード:
抗ミュラー管ホルモン
,
子宮内膜受容能検査
,
子宮内細菌叢検査
Keyword:
抗ミュラー管ホルモン
,
子宮内膜受容能検査
,
子宮内細菌叢検査
pp.363-367
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000098
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要旨
卵巣予備能評価のマーカーである抗ミュラー管ホルモンは,卵巣刺激時の卵巣の反応予測に対して保険適用であるが,不妊治療のステップアップの評価等を目的とした測定は,令和4年度診療報酬改定では保険適用とならなかった.また,子宮内膜受容能検査や子宮内細菌叢検査も保険適用ではなく,先進医療としての登録に至っている.検査方法の呼称は,各検査会社によって異なる場合が存在する.
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