特集 子宮内膜・子宮内腔とその異常
Ⅱ.子宮内膜・子宮内腔の異常と治療
8.ARTにおける子宮内フローラと子宮内膜受容能検査(ERA)
京野 廣一
1
,
竹重 勇哉
1
,
橋本 朋子
1
1京野アートクリニック高輪
キーワード:
着床不全
,
子宮内膜受容能検査
,
子宮内細菌叢検査
Keyword:
着床不全
,
子宮内膜受容能検査
,
子宮内細菌叢検査
pp.1359-1364
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000961
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要旨
着床の成立に重要な因子として胚側の因子と母体側の因子に大別される.胚側の因子としては形態良好な正常染色体をもつ胚盤胞を移植することで,妊娠率の上昇や流産率の低下につながると考えられる.一方,母体側の因子は多岐にわたり,本稿では適切な着床環境を維持するための検査として,子宮内膜受容能検査および子宮内細菌叢検査について概説する.
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