明日への展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 子宮
Ⅱ.内膜
着床と子宮内膜—生理と病理
楠原 浩二
1
Koji Kusuhara
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科学教室
pp.499-507
発行日 1984年6月10日
Published Date 1984/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207012
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生殖生理にはたす子宮内膜(内膜)の意義はひとえに妊卵の着床とその維持に尽きるといってもよく,妊娠成立の第一段階である。
では,このような妊娠成立に重大な意義を有する内膜がどのような過程を経て着床準備状態を形成していくのであろうか。また理想的な着床環境とはどのような状態であろうか。
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