特集 子宮体部悪性腫瘍の最前線
Ⅱ.診断・治療の最前線
4.子宮体部悪性腫瘍の画像診断の最前線
藤井 進也
1
,
落合 諒也
1
,
權田 拓郎
1
1鳥取大学医学部統合内科医学講座画像診断治療学分野
キーワード:
MRI
,
子宮内膜がん
,
子宮肉腫
Keyword:
MRI
,
子宮内膜がん
,
子宮肉腫
pp.251-254
発行日 2023年3月1日
Published Date 2023/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000066
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要旨
子宮内膜がん,子宮平滑筋肉腫,内膜間質肉腫の画像所見について概説した.子宮内膜がんでは撮像視野を絞った歪みの少ない拡散強調画像を用いての深達度評価や,術前MRIで高リスクとされた症例にFDG-PET/CTを施行しリンパ節転移を評価することで,より正確な術前診断ができる可能性がある.また,子宮筋腫と肉腫の鑑別には脂肪抑制T1強調像での高信号域や拡散強調画像高信号,ADC mapの低信号域に着目することが重要である.
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