特集 日常診療にどう活かす!? 『高血圧管理・治療ガイドライン2025』
高血圧の最新治療・管理
CKD合併高血圧の治療
金口 翔
1
,
田村 功一
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター腎臓・高血圧内科
キーワード:
慢性腎臓病
,
レニン-アンジオテンシン系阻害薬
,
アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬
,
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬
,
SGLT2阻害薬
Keyword:
慢性腎臓病
,
レニン-アンジオテンシン系阻害薬
,
アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬
,
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬
,
SGLT2阻害薬
pp.631-636
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001826
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伝えたいメッセージ
・慢性腎臓病(CKD)に合併する高血圧は,腎障害を増悪させ,高血圧をさらに重症化させるという悪循環を形成しており,この悪循環を断ち切るためには,診察室外血圧を含めた厳格な血圧管理が必要である.
・CKD合併高血圧の降圧目標は130/80mmHg未満だが,糖尿病非合併蛋白尿陰性のCKDでは,腎機能の増悪などの有害事象に注意し,慎重に130/80mmHg未満まで降圧を進めることを原則とし,腎機能・年齢に応じた個別化対応が必要である.
・CKD合併高血圧の第一選択薬は,蛋白尿陽性例ではレニン-アンジオテンシン(RA)系阻害薬,蛋白尿陰性例ではRA系阻害薬,Ca拮抗薬,サイアザイド系利尿薬のいずれかを推奨する.
・高度CKD患者でも,適応がある場合はRA系阻害薬の使用を,高カリウム血症や腎機能低下に注意しながら検討する.
・SGLT2阻害薬やミネラルコルチコイド受容体拮抗薬の腎保護効果に関するエビデンスが蓄積されつつある.

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