特集 日常診療にどう活かす!? 『高血圧管理・治療ガイドライン2025』
高血圧の最新治療・管理
糖尿病・肥満合併高血圧の治療
古橋 眞人
1
1札幌医科大学内科学講座循環病態内科学分野心臓・血管内科学部門/代謝・腎臓内科学部門
キーワード:
糖尿病
,
肥満
,
生活習慣
,
蛋白尿
,
減量
Keyword:
糖尿病
,
肥満
,
生活習慣
,
蛋白尿
,
減量
pp.625-629
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001825
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
伝えたいメッセージ
・糖尿病合併高血圧の降圧目標は,診察室血圧で130/80mmHg未満,家庭血圧で125/75mmHg未満とする.
・140/90mmHg以上では直ちに降圧薬を開始するが,130~139/80~89mmHgでは1か月を超えない範囲で生活習慣の改善による降圧を試みる.
・糖尿病合併高血圧患者における降圧薬選択に際しては,高血圧に対する降圧薬治療STEPに従い,高リスクⅠ度高血圧およびⅡ・Ⅲ度高血圧に対する降圧薬の使いかたを遵守する.
・微量アルブミン尿または蛋白尿を合併する場合は個別に対応し,腎障害の進行抑制を目的にレニン-アンジオテンシン(RA)系阻害薬〔アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)またはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬〕投与を検討する.
・肥満を伴う高血圧症では,食事療法や運動療法による3%以上の減量で有意な降圧効果が期待できる.

Copyright © 2026, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.

